日本におけるサイドカーレースの軌跡
日本におけるサイドカーレースの歴史は、およそ60年前に遡る深く豊かなものです。日本レーシングサイドカー協会(JRSA)は、2001年より国内のサイドカーレース車両および競技規定を管理し、各モーターサイクルレース主催団体と連携しながら、レースの開催と競技普及活動を推進してきました。現在のサイドカーレースシリーズ戦は、全日本モーターサイクルクラブ連盟(MCFAJ)クラブマンロードレースの1クラスとして、その技術と情熱を競い合っています。
東北エリアでの新たな挑戦
2026年、サイドカーレースは新たな地平を切り開きます。10月4日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される東北660シリーズの大会において、サイドカー・エキシビジョンレースが実施される運びとなりました。この取り組みは、直近20年間で東北エリアにおいてサイドカーレースが開催されていなかったことを考えると、歴史的な意義を持つと言えるでしょう。また、通常二輪競技団体内で開催されるサイドカーレースが、四輪レースイベント内で実施されるという点も、極めて珍しい試みです。このイベントの詳細は現在調整中ですが、三輪と四輪というカテゴリーの枠を超え、モータースポーツ全体の興奮を高める機会となるよう、東北660シリーズ大会事務局とJRSAが連携し、準備を進めています。
2026年 サイドカーレーススケジュール
2026年のサイドカーレースは、以下の日程で予定されています。
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MCFAJクラブマンロードレース(全3戦)
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4月19日(日) 茨城県 筑波サーキット
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7月26日(日) 静岡県 富士スピードウェイ
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9月20日(日) 茨城県 筑波サーキット
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東北660選手権・第3戦/東北660ターボGP・第3戦
- 10月4日(日) 宮城県 スポーツランドSUGO (サイドカー・エキシビジョンレース)
東北660シリーズとは

東北660シリーズは、2011年より東北エリアで展開されている参加型レースです。「楽しさ・安全性・公正さ・低コスト」を理念に掲げ、軽自動車規格の車両で競技が行われます。モータースポーツ本来の醍醐味である「楽しむ」ことに重きを置き、コスト高騰を抑制しつつも安全性を徹底。順位争いだけでなく、参加そのものを享受できるよう工夫された競技規定が特徴です。これにより、誰もが気軽に、しかし本気で長く楽しめるモータースポーツが実現されています。


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