ヴェネツィア国際映画祭ノミネートVRアニメーション『猫が見えたら』が全世界配信開始、精神医療の深淵を描く

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ヴェネツィア国際映画祭ノミネートVRアニメーション『猫が見えたら』が全世界配信開始

メインビジュアル

株式会社講談社が製作し、株式会社講談社VRラボが企画・制作を手掛けたVRアニメーション『猫が見えたら』(英題:IF YOU SEE A CAT)が、2026年4月3日よりSteamおよびMeta Storeにて全世界配信を開始しました。

精神医療の課題に切り込む没入感の高いVR体験

本作は、第82回ヴェネツィア国際映画祭「Venice Immersive」部門にノミネートされ、その芸術性とテーマ性が国際的に評価されています。日本の精神医療が抱える多角的な問題に光を当てた意欲作であり、物語は、亡くなった愛猫が幻覚として見える少年が精神疾患と診断され、入院治療を受けるという展開です。

プレイヤーは「幻覚の猫」の視点を通して、少年が病院で経験する出来事を間近で見守ります。このVRならではの没入体験は、精神医療の現実、母子の複雑な関係性、そして少年が求める救済とは何かをリアルに体感させる、革新的な表現手法が用いられています。

診察室の様子

著名クリエイターと実力派俳優陣が織りなす世界

本作は、『グレートラビット』で第62回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したアニメーション監督・和田淳と、数々のVR映像を手掛けてきたプロデューサー・石丸健二がタッグを組んだプロジェクトです。綿密な取材に基づいた脚本と、和田監督独自の繊細なアニメーション表現が融合し、体験者の心に深く響く作品となっています。

日本語版の声優には、実力派俳優の若葉竜也が主人公の少年「なおき」を、遊井亮子が母親「みどり」役を担当し、物語に深みを与えています。

キャスト紹介

若葉竜也(なおき役)

若葉竜也氏

1989年6月10日生まれ、東京都出身。数々の映画やドラマで活躍し、第8回 TAMA映画賞・最優秀新進男優賞、第120回 ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞・最優秀助演男優賞など、多くの賞を受賞しています。

「新しいことをやろうとしているチームから声をかけていただける事がすごく嬉しいです。保守的な時代に新しいもので戦う同志がいたことに喜びを感じます。未体験を体験してください」とコメントしています。

遊井亮子(みどり役)

遊井亮子氏

1976年8月10日生まれ、東京都出身。ドラマ『静かなるドン』でデビュー後、ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍しています。

「ある日突然 亡くなったはずの猫がいると言われ、自分には見えない猫と会話する自分の子供を見た時、親は一体どうすればいいのでしょうか?子供は目の前にいる猫が自分以外には見えないと言われたらどうすればいいのでしょうか? どれが正解かはそれぞれで違うでしょうし、正解と言える答えはそもそも無いのかもしれません。この作品はその猫の視点から親子を見守る様な形で皆様に見ていただけます。大切なものは何なのかVRという世界の中で見て感じていただけたら幸いです」とコメントを寄せています。

和田淳監督について

和田淳監督

1980年、兵庫県生まれ。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学びました。2002年頃からアニメーション制作を開始し、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマとして作品を制作しています。

全世界配信とローンチセール情報

『猫が見えたら』は、2026年4月3日より以下のプラットフォームで全世界配信が開始されています。

また、全世界配信を記念して、Steamでは2026年4月3日から4月17日までの2週間限定で、20%オフのローンチセールが実施されています。

講談社VRラボについて

講談社VRラボは、2017年10月に総合出版社である講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオ、ポリゴン・ピクチュアズが共同で設立したスタジオです。VRを中心とした新しいエンターテイメントの企画・研究を通じて、「最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?」を追求し、世界に向けて発信しています。

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