『秘密結社 鷹の爪』20周年キックオフイベント、AIインタラクティブ映画で観客が物語に参加

人気アニメーションシリーズ『秘密結社 鷹の爪』の20周年キックオフイベントが2026年1月10日(土)に開催されました。抽選で選ばれた観客と関係者を含む約400名が参加し、新たな映像体験を享受しました。
2026年に20周年を迎える『秘密結社 鷹の爪』は、2026年から2027年を「鷹の爪 20th ANNIVERSARY YEAR」と位置づけ、年間を通じて様々な記念プロジェクトを展開する予定です。
新たな映像体験を可能にするAIインタラクティブ映画

イベントの幕開けとして、六本木ヒルズにて『20周年だよ 団員集合!ギヒルズ実験劇場〜AIインタラクティブMOVIE上映会〜』が開催されました。このイベントでは、株式会社AI VOLTと共同開発した独自のAIインタラクティブ映画システムを用いた映画が初公開されました。このシステムは、日本最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS 2023 KYOTO」Generative AI 起業家ピッチで優勝したAI VOLTの技術が基盤となっています。
今回の試みは、劇場内でスマートフォンを操作し、観客が映画に直接参加できるという、これまでの常識を破る新しい体験を提供しました。
観客が映画の登場人物に

AIインタラクティブ映画『犯人はあなただ!でも間違ってたらごめんなさい』では、観客が物語に深く関与できる複数の見どころがあります。
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参加者の顔と声が“鷹の爪風”アバターに変換され、映画本編に登場

参加者の中からランダムに選ばれた観客のアバターが本編に登場し、キャラクターの一員として物語を構成しました。-
映像生成: 事前登録された顔写真から、鷹の爪風のアニメキャラクターが生成されました。
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音声生成: 事前に収録された視聴者の音声をもとに、セリフ音声がリアルタイムで生成されました。
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パーソナリティを踏まえた会話生成: 事前登録された簡単な質問から、個人のパーソナリティを反映した会話劇が展開されました。


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バジェットゲージの進化と観客によるシナリオ分岐

『秘密結社 鷹の爪』の映画に存在する「バジェットゲージ」システムが進化しました。今回は、システム登録時やグッズ購入で付与されるポイントを映画内で“投げ銭”のように使用することで、バジェットゲージが上昇。投げ込まれたポイントに応じてシーンが分岐し、映画で視聴できるシーンに影響を与えました。
また、支援ポイントに応じてイラストが動くエフェクトを購入して映画内に表示できるほか、エンドロール中の名前の大きさが変化するなど、観客の行動が直接映画を変化させる精緻な仕掛けが施されました。


映画内で、2027年には『秘密結社 鷹の爪』最後の映画が制作される旨も伝えられました。
イベントの盛り上がりと参加者の声

イベントでは、インタラクティブ映画の上映に加え、監督FROGMANとAI VOLT代表の軍神未来によるトークショー、着ぐるみやFROGMANとの記念撮影、『秘密結社 鷹の爪』の人気回「ポイポン」や「ジェイポン」にまつわる展示など、20周年のキックオフにふさわしい魅力が凝縮されていました。




参加者からは、「10年ぶりのイベント参加でとても楽しみにしていました。小学生のときからずっと鷹の爪が大好きで、これからもどんどん進化していく鷹の爪団に期待していきたいです!」「鷹の爪幼少期からすごく好きなので、この場にいれて最高です!」「非常に面白かったです。時事ネタやハチャメチャもあり、相変わらずの面白さもありました。新しい試みもしてあって、もっともっとできそうなと期待が持てました。」といった声が寄せられ、新しい体験への興奮と今後の展開への期待が感じられました。

監督・FROGMANとAI VOLT代表・軍神未来のコメント
DLE代表取締役CEO・CCOのFROGMANは、今回のイベントの「熱量」の高さを強調し、無料上映会にもかかわらず9割を超える出席率と業界内外からの関心の高さに言及しました。

FROGMAN監督は、DLEとAI VOLTが共同開発したAI映像制作システム「HAIRICOM(ハイリコム)」の可能性を市場に証明できたことを大きな収穫とし、「過去を愛し、未来を創る」という理念のもと、テクノロジーで表現の限界を突破する挑戦を続けると語りました。
AI VOLT代表取締役の軍神未来は、今回のAI構築において、1フレーム、1文字、1音のズレが印象を左右するため、既存技術だけでは不十分であり、様々な新技術が活用されたことを説明しました。

軍神未来代表は、エンタメとAI技術の融合の難しさを実感しながらも、その歴史を少し前に進めることができたと考えていると述べました。
DLEは、「観る」だけだった映像体験を「参加する」「共創する」ものへと変革するため、これまでの「失敗を恐れず、面白いことに挑戦」し続けてきた『秘密結社 鷹の爪』らしく、20周年にふさわしい挑戦として、従来の映画の常識に新たな可能性を提示していく方針です。
イベント概要

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イベント名: 鷹の爪 20th ANNIVERSARY KICK-OFF 『20周年だよ 団員集合!ギヒルズ実験劇場 ~AIインタラクティブMOVIE上映会〜』
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開催日時: 2026年1月10日(土)
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開催場所: TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン6
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動画URL: https://youtu.be/1j91C6AqQd0
本事業は、VIPO(特定非営利活動法人映像産業振興機構)が開催する「令和6年度補正クリエイター・事業者支援事業費補助金(クリエイター・事業者海外展開促進)(JLOX+)」の「デジタル技術を用いた先進ビジネスモデル構築支援」に採択された「AI技術を活用した、映画館における新しいインタラクティブ体験を提供するシステムの開発とその実証アニメの制作」事業です。

詳細については、VIPOのウェブサイトで確認できます。
https://www.vipo.or.jp/news/47174/
『秘密結社 鷹の爪』と株式会社ディー・エル・イーについて

2006年の誕生以来、『秘密結社 鷹の爪』は世界征服を企む鷹の爪団と正義のヒーロー・デラックスファイターとの攻防を描き、その独特のアニメーションスタイルと時事ネタやパロディを織り交ぜたシュールなギャグで幅広い世代から支持を得ています。テレビシリーズ、劇場版、Web配信、企業・自治体とのコラボレーションなど多岐にわたる展開を続け、日本を代表するアニメーションIPとして特別な存在感を築いてきました。

株式会社ディー・エル・イー(DLE)は、IP(著作権等の知的財産権)の企画開発やアニメ、キャラクター等のコンテンツ制作事業を軸に展開しています。2014年に東証に上場し、現在はアジアを代表するエンターテインメントであるアニメとK-POPを中心に事業を展開しています。2025年には、既存IPのAI Vtuber化やAIスタジオの開設など、AIとIPを融合した新たな取り組みを進め、事業をさらに加速させています。
DLEの公式ウェブサイトはこちらです。
https://www.dle.jp/jp/



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