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「GRヤリス」のフルチューン版 「トヨタGRMNヤリス」が登場 東京オートサロン2022
投稿日 2022年1月15日 00:08:54 (エンタメニュース)
1: 2022/01/14(金) 22:24:40.44 ID:YXEuu6UP9
TOYOTA GAZOO Racingは2022年1月14日、「東京オートサロン2022」の会場において、高性能ハッチバック「トヨタGRMNヤリス」を発表した。販売台数は500台限定。同日から2022年2月28日までウェブサイトで注文予約を受け付け、当選者には3月9日に連絡。同年の春ごろ商談・受注を行い、夏ごろにデリバリーを開始する見通しとなっている。
トヨタGRMNヤリスは、既存モデル「GRヤリス」をベースに、モータースポーツで得られた知見を生かして軽量化とボディー剛性の強化を徹底追求し、「軽量スポーツ4WDの究極の姿を実現した」とうたわれるハイパフォーマンスモデル。制動力やコーナリング性能も向上しており、より安心して速く走れるクルマに進化させたとアピールされる。
具体的には、1速~4速をクロスレシオ化しローファイナルギアとセットにしたトランスミッションを採用。耐久レースなどでの信頼性向上のため、1、3、4、5速とファイナルギアにSNCM材(ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材)を使うとともにショット処理を実施。“ショックトルク強度”と“耐疲労強度”を大幅に向上させたという。エンジンのアウトプットについては、最高出力は272PS/6500rpmで「GRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”」と変わらず。最大トルクは20N・mアップの390N・m/3200-4000rpmとなっている。
一方で、軽量高剛性なカーボン(綾織CFRP)製のエンジンフードやルーフ、リアスポイラーなどを装備。リアシートを撤去し乗車定員を2人とすることで、GRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”に対して約20kgの軽量化を実現した。また車体については、スポット溶接打点数を545点増加し、構造用接着材の塗布範囲を12m延長することで剛性を強化。ドライバーの操作によりダイレクトに応えることができるようになったという。
これらのパフォーマンス強化に加え、GRMNヤリスには2つのサービス「アップデートプログラム」「パーソナライズプログラム」が用意される。レースごとのタイムリーなクルマの進化を実現するとともに、ドライバーに合わせたカスタマイズによりパフォーマンスを引き出す体験ができるようにし、レース車両と同様、ユーザーに「終わりのないクルマの進化」を提供するのがねらいだ。
GRMNヤリスはベースグレードのほかに、スーパー耐久シリーズへの参戦経験をもとに走行性能を高めた「“Circuit package(サーキットパッケージ)”」が設定される。特別外板色の「マットスティール」(50台限定)が設定されるのも同モデルの特徴だ。さらに、全日本ラリー選手権の経験から開発されたパーツを装備する「“Rally package(ラリーパッケージ)”」もラインナップされる。
各モデルの特別装備は以下の通り。
【GRMNヤリス“サーキットパッケージ”の主な特別装備】
・BBS製 GRMN専用18インチホイール
・ビルシュタイン製 減衰力調整式ショックアブソーバー
・カーボン(綾織CFRP)製リアスポイラー
・サイドスカート
・リップスポイラー
【GRMNヤリス“ラリーパッケージ”の主な特別装備】
・GRショックアブソーバー&ショートスタビリンクセット
・GRアンダーガードセット
・GRロールバー(サイドバー付き)
価格はGRMNヤリスが731万7000円。“サーキットパッケージ”は846万7000円、“ラリーパッケージ”は837万8764円となっている。(webCG)
2022.01.14
https://www.webcg.net/articles/-/45737
GRMNヤリス“サーキットパッケージ”(左)、GRMNヤリス“ラリーパッケージ”(右)
GRMNヤリス“サーキットパッケージ”
GRMNヤリス“ラリーパッケージ”
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Source: 乗り物速報
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