「SHIBUYA ANIME BASE」#85で明かされたアニメ業界の深層
2026年5月8日にABEMAアニメチャンネルで生放送された『SHIBUYA ANIME BASE(#シブアニ)』#85では、MCのハライチ・岩井勇気、徳井青空、仲村宗悟に加え、ゲストに声優の稲垣好氏を迎え、春の新作アニメ情報やクリエイターへの直撃インタビュー、そして名作の裏側が語られました。

番組は、今年20周年を迎えた『秘密結社 鷹の爪』の吉田くんと総統による、シブアニオリジナルコラボアニメから幕を開けました。
FROGMANが語る『秘密結社 鷹の爪』20年の制作術
番組後半の業界深掘りコーナーでは、監督・脚本・声優を一人で手掛けるFROGMAN氏のアニメ制作に密着しました。FROGMAN氏は、自身の圧倒的な制作スピードの秘訣として、「打ち合わせがないためコミュニケーションコストがかからない」ことや、「吉田くんの20年間で蓄積された豊富な過去素材を活用し、作業を効率化できる」ことを挙げました。さらに、「日本のコンテンツの最大の強みは『速さ』であり、高速でPDCAを回すことで世界に通用するコンテンツが生まれる」と熱弁しました。


また、初期の島根時代には「全て布団の中でアフレコを行っていた」という衝撃の事実や、吉田くんの声が音声加工ではなくFROGMAN氏の地声の切り替えによるものであることが明かされ、スタジオの岩井氏や仲村氏からは驚きの声が上がりました。
稲垣好がオーディションで涙した理由とオタクとしてのルーツ
話題の春アニメ『オタクに優しいギャルはいない!?』の特集では、クールなギャル・天音慶役を務めるゲストの稲垣好氏が、オーディションの帰り道に「落ちたと思って涙を流した」というエピソードを披露しました。


一方で、自身のルーツとして『カードキャプターさくら』の李小狼への初恋や、『けいおん!』に影響を受けて高校でキーボードボーカルのバンドを組んだという熱心なオタクエピソードも語られました。「オタク要素が出るシーンはリテイクなしでスラスラできた」と明かすなど、作品への深い共感が伺えました。


ジャンプTOONコラボ企画第2弾『ノウワンダー』特集と高野水登氏の挑戦
続く「アニメ化スルカモ!?トピックス」では、集英社のタテマンガサービス「ジャンプTOON」とのコラボ企画第2弾として、ダークファンタジー『ノウワンダー』が特集されました。スタジオでは、稲垣氏がナレーション、仲村氏が嵐伍、徳井氏がアイリスを務める豪華な生朗読が披露されました。

さらに、徳井青空氏が原作者の高野水登氏へ直撃インタビューを行いました。『王様戦隊キングオージャー』などの脚本家として活躍する高野氏は、漫画原作への挑戦理由について、「アニメでは、原作があり原作通りの脚本を作るだけならAIで代替できるかもしれないと限界を感じた。0から1を生み出さなければ、作品を書いて生きていくのは難しいと思った」と率直な危機感を告白しました。


また、作画・垂見秋邑氏の「カッコいいキャラを描く圧倒的な画力」に合わせて、「垂見氏の絵の100%以上の力が出る原作を作ろう」という思いから、主人公をアイリスから現在の嵐伍へ変更したという、実写脚本の経験が活かされた柔軟な制作秘話も明かされました。


見逃し配信情報
春アニメのディープなトークや、クリエイターの熱い制作秘話がたっぷりと語られた『SHIBUYA ANIME BASE』#85は、現在「ABEMA」にて無料見逃し配信中です。ぜひご覧ください。
放送URL:
次回の『SHIBUYA ANIME BASE』#86は、5月22日(金)夜9時より放送され、ゲストにアニメ『淡島百景』から声優・中林新夏氏、アニメ『最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?』から声優・金元寿子氏が登場する予定です。
ABEMAの10周年記念サイトも公開されています。


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