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まるで“ベータ” vs “VHS” 戦争の再来!? 電機自動車でも覇権をめぐり大バトル
投稿日 2020年7月1日 16:08:45 (エンタメニュース)
1: 2020/07/01(水) 07:16:54.06 ID:CAP_USER
かつてベータマックスとVHSが、ホームビデオの覇権を争ったように、電気自動車業界でも急速充電器の規格統一に向け、熾烈な戦いが行われていた。が、間も無くその戦いに終止符が打たれそうだと言う。今回は、最近よく見かけるEVの急速充電器についてのお話。
2つの規格で大バトル!制するのはどっち?
BMW i3は日本市場ではチャデモ方式を採用するものの、ドイツ本国ではコンボ規格で販売
日産 リーフや三菱 アイミーブなど国産のEVはチャデモ方式を採用している
電気自動車が使用する自動車用急速充電器には、CHAdeMO(以下、チャデモ)とコンボという充電規格が二つ存在する。わかりやすくスマホの充電ケーブルで例えると、アンドロイドがUSB タイプC、iPhoneがライトニングといったらイメージしやすいだろうか。前者がトヨタや日産、三菱自動車などの日本勢が、後者は主に欧州メーカーが普及を進めている規格だ。
この二種類の規格はシステムやコネクタ、さらには充電器とクルマをつなぐ通信方法がワンセットとなっており、チャデモ対応のクルマにはコンボ規格には対応しないのだ。もちろんその逆も然り。
テスラはチャデモに対応するほか、独自の急速充電システム「スーパーチャージャー」を展開。ほかの急速充電器よりも電圧が高いため、短時間で充電が可能
テスラはチャデモに対応するほか、独自の急速充電システム「スーパーチャージャー」を展開。ほかの急速充電器よりも電圧が高いため、短時間で充電が可能
ただ、欧州メーカーの電気自動車が日本に正規導入される場合、チャデモに対応させたうえで販売するなど、ユーザーにとっての障害はほぼないと言っていい。だが、今後電気自動車を世界規模で普及させるのは一早い規格の統一が必要なのは言うまでもない。
充電できない輸入車が!? そのワケとは
ジャガー I-PACEは日本市場モデルはチャデモ対応となっているが……
ユーザーにとってほぼ障害はないといったが、筆者・木村は、かつてこの急速充電規格によって冷や汗をかいた経験があった。それは、ジャガー I-PACEで東京-富士スピードウェイ間を往復した時の話。
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Source: 乗り物速報
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